あれ、変な顔してる。私、こんな顔だったっけ?
「何がなんでもやりきる!」と心に決めてキャパオーバー気味の翻訳の仕事に向き合うこと半年。食事も睡眠もお肌のお手入れも、削れるところはすべて削って後回し。とにかく仕事をやりきることだけを考え続けて半年たったある日のことでした。
仕事が落ち着いてほっとひと息つき、ふと鏡を見ると、そこに鏡に映っていたのはツヤがなく、頬の位置が下がってヌベッと間延びした顔。しかも目つきが悪い。
誰これ?。どうしてこうなってしまったんだろう。
考えてみれば、私は一日中ほとんど人と話さず、朝から晩まで少し前かがみの状態で画面を凝視して、ひたすら作業に没頭していました。それが半年、約180日間です。その状態で顔が固まったのだと気がつきました。
もう元に戻れないのかな。マズイ、どうしよう…。あんなに頑張ってその代償がこれ?
放っておいたらこのままか、もっとひどくなるのは目に見えています。とにかく何かやってみるしかない!ということで、いろいろあがいてみたところ、少しずつ効果が出てきました。
そこで、私が実際に試して効果があったことや、普段から心がけていることをご紹介したいと思います。
YouTube「アラ還 おきゃんママの若見えチャンネル」顔ダンス
何から手を付ければいいかも分からず途方に暮れていた時、一時話題になったタレントのMEGUMIさんの著書「キレイはこれでつくれます」の中でYouTubeが紹介されていたことを思い出しました。
最初に「アラ還 おきゃんママの若見えチャンネル」を見ながら顔ダンスをやってみました。顔がガッチガチに固まりまくってたので、始めは筋肉の使い方も分かりません。これで合ってるのか、効果が出るのか、私の顔は元に戻るのだろうか…。
すぐには変化を感じられず、不安だらけでした。でも、信じるしかありません。
始めの頃はたくさんある動画を片っ端から見て時間をかけてやっていましたが、やりすぎはよくないのでは?とだんだん思い始めました。また逆に、忙しい日、出かける日はできないこともありました。そこで、ある程度やり方も分かってきたこともあり、入浴中に「毎日の10分顔ダンス」をすることに。お風呂は湿度が高いので顔を動かしてもしてもシワやたるみの原因になりにくいと考えたからです。それに、お風呂には毎日入るので、習慣化しやすいと思いました。
YouTube「美容整体のうちやま先生。」リンパマッサージ
おきゃんママの顔ダンスを始めてから1ヵ月。顔の動かし方は分かってきたけれど、私の顔の硬直度合いだとそれだけでは足りない気がして「美容整体のうちやま先生。」を追加。こちらも入浴中にリンパマッサージを中心に行いました。
リンパマッサージをプラスして1ヵ月ほど続けたところ、明らかに顔が小さくなりました。一番顕著だったのはあご周りが小さくなったことです。ようやく少しだけ前の顔が戻ってきたと思うことができました。頬の位置も少し上がったように感じました。
YouTube「友利新公式チャンネル(内科・皮膚科医)」
さらに2ヶ月ほどが経ち、おきゃんママの顔ダンスとうちやま先生のリンパマッサージで明らかな効果を感じられるようになった頃、ふと美容についてYouTubeをアップされている内科・皮膚科医の有利新医師のことを思い出しました。以前、肌のお手入れについて語っているのは聞いたことがあるけれど、たるみについても何か言っていないだろうか?医師がどう言っているかを知りたいと思ったのです。
有利医師は「友利新公式チャンネル(内科・皮膚科医)」の中で、たるみ予防でやってはいけないことの1つに「無表情」を挙げています(11分30秒あたり~)。口角から鎖骨のあたりまで広頚筋という下に引き下げる筋肉があり、広頚筋のほうが上げる筋肉より勝っているのですが、常に笑顔でいることで広頚筋の引っ張りを防げるそうです。つまり笑顔でいないと下がってしまうということ。
そういうことだったのか!
ものすごく納得しました。「なんか口角の下あたりが下に引っ張られるな」とずっと思っていたんです。何もしていなくても引っ張られてる感じ。顔ってこんなバランスだったっけ?おかしいな、と。
それに、顔ダンスをやり始めの頃は目の下や頬を上げようとしているのになぜか口角の下のあたりに力が入ってしまったりしていました。顔ダンスを続けるうちに口角の下のあたりに力を入れずに上げられるようになったのは、上げる筋肉が鍛えられていったからのようです。
それまでは翻訳をしているとついつい真顔になりがちだったのですが、理屈が分かって笑顔でいる必要があると分かってからは、前よりも笑顔を意識できるようになりました。
といっても、気づいたら真顔になってる→あ、口角上げなきゃと思い出す→忘れて真顔→ハッ、口角上げなきゃ!…の繰り返しですけどね。でも、以前より口角を上げることが確実に増えました。
ちなみに、有利医師は「友利新がたるまないためにやっていることを5つご紹介します」の中で笑顔の応用も紹介しています。硬直すると下に引っ張ってしまう筋肉を緩ませるために、笑いながら胸鎖乳突筋をほぐすとよいそうです(8分16秒あたり~)。これも気づいたときにするようにしています。
Miki TUBE「教えて、幹弥先生!」
高須クリニックの高須幹弥医師もMiki TUBEの「教えて、幹弥先生!」の中で「表情筋トレーニングは意味あるのか?」の質問に対して、「口角を上げて背筋を伸ばして、こういう表情を作るってことを心がけるだけで十分」と答えています。
高須医師は表情筋トレーニングをおすすめしていません。「同じ部位の運動ばかりしていたら、そこのシワが刻まれてしまう」そうです。
やりすぎ厳禁ですね!
姿勢をよくする
高須医師が「背筋を伸ばす」ことに触れているように、筋肉の問題だけでなく、ついついパソコン画面に顔を近づけてあごを突き出すように前かがみの姿勢になっていたことも口角を下げる原因になっていたようです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで前かがみの姿勢が続くと、広頚筋というフェイスラインから首にかけて広がっている筋肉が縮みます。広頚筋が縮むと口元が下に引っ張られて口角が下がりやすくなるのです。
猫背やストレートネックなどの症状がある人は、姿勢の影響で口角が下がってしまっているのかもしれません。
引用元:@slime
舌全体を上あごにぴったりくっつける
さらに調べていくと、舌の位置も関係していることが分かりました。舌の位置が眼輪筋や大頬骨筋、笑筋、口角挙筋など、顔周辺の筋肉にも影響していたんです。本来、舌全体が上あごにぴったりくっついているのが正しい位置ですが、舌の位置が下がることで顔のたるみが引き起こるんです。意外と舌が下がって正しい位置にない人が多いそうです。
舌の位置が低くなる低位舌は、舌周りの筋力が弱っている証拠でもあります。舌は、眼輪筋や大頬骨筋、笑筋、口角挙筋など、顔周辺の筋肉とつながっているため、舌の位置が下がることで顔の歪みやたるみが引き起こります。
舌を正しい位置に収め、舌の筋力を鍛えることで顔周りの筋肉に刺激を与えることができます。舌を正しい位置に収めることで、顔周りの筋肉が引き締められ小顔効果などのメリットもあります。
引用元:シルハドットコム
このサイトで紹介されている、口や舌の筋肉を鍛えるための体操「あいうべ体操」も思い出したらするようにしています。
まとめ
翻訳を頑張りすぎて間延びした変な顔になってしまった私がやってみて効果があったのは、おきゃんママの顔ダンス、うちやま先生のリンパマッサージ。そして、日々意識していることは笑顔、姿勢、舌の位置です。
姿勢をよくするために、机と椅子の高さの見直し、パソコンモニターとキーボードの高さや位置を調整することも大事だと思います。
私の「頬の位置が下がってヌベッと間延びしている」状態は思ったよりいろんなところとつながって起こったことだったんですね。鏡に映った自分の変な顔を見たときはかなりショックでしたが、少しだけ意識して続けていくことでこれからもっと変わっていきそうです。
もともとは顔が長くなったことから始めた「あがき」だったのですが、ある気づきがありました。顔が長いときは顔の「気」みたいなものが集まる場所が頬の下くらいに下がっていたのですが、笑顔を意識しているうちに目に集まるようになったんです。するとイキイキとした目に変わってきました。目が変わると印象が大きく変わります。
そうそう、私、こういう顔だったわ。
やっと自分の顔を取り戻せたという感覚がありました。そして確信したことが、「表情が顔を作っている」ということ。私にとって大発見でした。
「面白くもないのに笑えと言われても笑えない!」と思っちゃうところですが、目的があって理屈も分かれば、仕事中も普段の生活でも笑顔になれると思いませんか?
最後に高須クリニックの高須幹弥医師の言葉をご紹介したいと思います。
基本的に口角をぐっと上げると、脳内でセロトニンという神経伝達が分泌されて気持ちが明るくなる…
Miki TUBE「教えて、幹弥先生!」
やっぱり笑顔が一番。どんなに翻訳納期が迫って焦っても、どんなに難しい内容で泣きそうになっても、口角を上げていきましょう!